気仙沼まちづくり支援センター

トピックス

令和5年度「孤独・孤立対策活動基盤強化モデル調査」事業
「孤独・孤立」支援について考える勉強・交流会を開催いたします

■主催・企画実施〈(仮称)気仙地域孤独孤立対策ネットワーク〉
構成団体:一般社団法人気仙沼まちづくり支援センター(事務局)
特定非営利活動法人陸前高田まちづくり協働センター
特定非営利活動法人おおふなと市民活動センター

【目的】
生活様式の多様化、東日本大震災や新型コロナウイルスの影響などにより人と人とのつながりが希薄化し、インターネットの普及等による情報通信社会の進展、単身世帯や単身高齢世帯の増加が見込まれる中で、孤独・孤立の問題の深刻化が懸念されています。
2023年6月に成立した孤独・孤立対策推進法は、「孤独・孤立に悩む人を誰ひとり取り残さない社会」、「相互に支え合い、人と人との「つながり」が生まれる社会」を目指すことを目的としています。

「孤独・孤立について考えてみましょう」 ※参加無料
 ・2月21日(水)14時~気仙沼(会場:気仙沼市魚市場A棟 3階 第1・2会議室)
 ・2月22日(木)10時~陸前高田(会場:高田松原津波復興祈念公園 管理事務所内会議室)
 ・2月22日(木)14時30分~大船渡(会場:キャッセン大船渡コミュニティスペース)
 
ご参加を希望する方は、以下からお申し込みください。
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※メール(kesennuma.machicen@gmail.com)や、お電話(0226-22-3780)でのお申し込みも可能です。
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【内容】
〈第一部 勉強会〉
1. 「孤独・孤立対策推進法ってなに?」
令和6年4月1日から施行される本法制について、
内閣官房孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム幹事であり、
法制化に寄与なさった日本NPOセンターの吉田事務局長をお招きして、
国として孤独・孤立対策に取り組む必要性や地域の現場はどのような関わりがあるのか、
などについて解説していただきます。
○講師:認定特定非営利活動法人日本NPOセンター事務局長 吉田 建治 氏
 
2. 気仙地域での取り組み実態ーアンケート調査の結果公表、詳細説明
気仙地域(大船渡・陸前高田・気仙沼)で活動するNPO等へ行った実態把握のアンケート調査内容を紹介します。
○発表者:
気仙沼会場:特定非営利活動法人おおふなと市民活動センター       理事長 木下 雄太
陸前高田会場:一般社団法人気仙沼まちづくり支援センター      代表理事 塚本 卓
大船渡会場:特定非営利活動法人陸前高田まちづくり協働センター   理事長 三浦 まり江
 
〈第二部 情報交換・交流会:気仙地域での孤独・孤立対策をみんなで考えよう〉
○第二部コーディネーター:認定特定非営利活動法人日本NPOセンター常務理事 田尻 佳史 氏
 
3.気仙地域での取り組み拡充の意見交換
参加団体の取り組み紹介などをしながら、孤独・孤立対策の必要性について意見交換します。
 
4.名刺交換会
 
【スケジュール】
■気仙沼開催:2024/2/21(水)14:00~16:30(開場13:30~)
会場:気仙沼市魚市場A棟 3階 第1・2会議室  
〒988-0037 宮城県気仙沼市魚市場前8-25
 
■陸前高田開催:2024/2/22(木)10:00~12:30(開場9:30~)
陸前高田会場:高田松原津波復興祈念公園 管理事務所内会議室  
〒029-2205 岩手県陸前高田市高田町字中宿24-3
 
■大船渡開催:2024/2/22(木)14:30~17:00(開場14:00~)
大船渡会場:キャッセン大船渡コミュニティスペース
〒022-0002 岩手県大船渡市大船渡町野々田12-33
 
【問い合わせ・申し込み先】
一般社団法人気仙沼まちづくり支援センター(担当:塚本) 
〒988-0056 宮城県気仙沼市上田中2-1-2-203
電話:0226-22-3780 
 
みなさまのご参加を、心よりお待ち申し上げます。
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申し込みフォーム
 ↓ ↓ ↓ ↓
 
※ 本事業は「内閣官房(孤独・孤立対策担当室)」の委託を受け実施しています。

 

講師【吉田 建治 氏プロフィール】

1979年奈良市生。立命館大学政策科学部卒。
大学在学中の1999年、奈良の古い街並みを保存するNPOと出会い、活動を通してNPOが主体となった地域づくりに興味を持つ。

2001年より社会福祉法人大阪ボランティア協会職員、2004年より日本NPOセンター職員。
NPO向けの情報化支援担当、市民セクター全国会議をはじめとする研修事業、児童館とNPOをつなぐ「子どものための児童館とNPOの協働事業」、NPO関連法税制改正、災害支援などを担当。NPOが多様なステイクホルダーと共に地域課題に取り組む機会作りを進めている。2017年より現職。

内閣官房孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム幹事
全国社会福祉協議会全国ボランティア・市民活動振興センター運営委員
東京ボランティア・市民活動センター運営委員
中央共同募金会「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」運営委員
内閣府「災害ボランティア活動における多様な主体による連携・協働に関する検討会」委員(令和2年度)

2024.2.21-22勉強会チラシ

 気仙沼市にある公立の「リアス・アーク美術館」で現在開催されている企画展「あれから12年 ~再読~ ファイト新聞展」をご紹介いたします。

「ファイト新聞」とは、東日本大震災発災に開設されたとある避難所にいた子どもたちが作成した新聞の名称です。

 避難所で生活する方々を元気づけるために、自分たち子どもが少しでも役に立てることはないかとの純粋な想いを新聞という形にしたものです。2011年の3月中頃に創刊され5月までの2ヶ月間、計50号が発行されました。

 メディアにも大きく取り上げられ、また冊子化もされたことから、新聞の存在をご存じの方もいらっしゃるかもしれません。

 今回の展示では、新聞の一部が時系列に展示されています。

 子どもたちの想いと、それを取り巻く大人たちの思惑による影響が2ヶ月の間にどのような変化をもたらしたのかを伺い知ることができるものになっています。

 「ファイト新聞」には、子どもたちの目に映し出された当時の支援や、メディアからの取り上げられ方が表現されています。その文面から今だからこそ受け取ることができることがあるように思えます。

 東日本大震災から時を経たことで改めて、何のために「支援」を行い、被災地の何を「伝える」のか?あの時起きていたことを再考する機会としても重要な内容となっています。

NPOの皆さん、必見です。

 会期は令和5年8月27日(日)まで(観覧無料)です。是非ご観覧痛さ来たいと思います。

こちらから詳細をご確認ください

 ↓

URL リアス・アーク美術館 (rias-ark.sakura.ne.jp)

※当ホームページの「リアス・アーク美術館」バナーからもご確認できます。

東日本大震災の痕跡

東日本大震災発災から12年が過ぎました。
海岸線には防潮堤が整備され、浸水した土地の多くはかさ上げすることで整備が進みました。沿岸部では、震災前を思い出すことのできる景色は少なくなりました。
津波の被害を実際に伺い知ることのできるものは限られています。
階上地区にある公的遺構の「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」。
(2013 年 11 月に復興庁が発表した方針、「震災遺構の保存に必要な初期費用について、1 市町村 1 カ所に限って復興交付金の支援対象とする(維持管理費は対象外)」を受け、気仙沼市では、旧気仙沼向洋高校校舎を震災遺構に決定したもの。)

伝承館近くのお伊勢浜海水浴場に残る地域伝承施設「旧杉の下防潮水門」。
(林野庁が施工するお伊勢浜海岸治山工事(防潮堤)に 合わせて,宮城県が新たに防潮堤部に樋管を設置し,被災した杉ノ下防潮水門は撤去する予定であった。 しかし、地域から地区内に点在する震災の爪痕の1つである杉ノ下防潮水門をそのまま存置し,震災遺構である旧気仙沼向洋高校と連携させることで,階上地区における震災伝承機能の強化を図りたいとの要望から保存が決定したもの。)

内ノ脇地区には、民間遺構の「命のらせん階段」があります。

遺構以外で、2023年3月現在で残存している震災の痕跡が残る、「松岩漁港」の様子を写真でご紹介いたします。

※ 「松岩漁港」は稼働している港湾施設です。訪問する際は、漁師さんたちの邪魔にならないように、くれぐれもお気を付けください。

 

全景 ↓

 

東日本大震災前の堤防(手前:T.P.3.12m)と、震災後に整備された堤防(奥:T.P.7.2m)↓

※T.P.とは、TokyoPeilの略で東京湾平均海面を±0とした標高の基準のこと。

 

津波で倒れたと思われる看板 ↓

 

陸閘と手動式防潮扉の接続部・レール跡 ↓

そこにあったはずの日常の景色は、思い出せない過去のものとなりました。
記憶は時と共に薄れ風景は変容しますが、積み重ねられてきた歴史文化があるということを喚起する痕跡と言えるかもしれません。

2023年2月28日(火)実施の「とうほくNPOフォーラムin仙台2022」にご参加賜りましてありがとうございました。
開催報告につきまして以下からご覧いただけます。
是非ご参照ください。

とうほくNPOフォーラムin仙台2022開催報告ページを公開しました!!

 当センターも構成団体となっている、東日本大震災の被災地、岩手・宮城・福島のNPOが連携して地域の未来を考えるための広域連携ネットワークに「NPOサポートリンク」があります。そのNPOサポートリンクが主催・開催する「とうほくNPOフォーラムin仙台2022につきまして、ご案内させていただきます。

 今回で4度目となる本フォーラム。前回は、新型コロナウイルスの影響を考慮し、完全オンラインでの開催となりましたが、今回は会場での対面形式で開催いたします。併せまして、オンラインの配信もご用意いたしました。

内容詳細については以下をご確認いただきたいと存じます。

皆様のご参加を、心よりお待ち申し上げます。

【ご案内】

とうほくNPOフォーラムin仙台2022

復興の突端 ~地域を元気にする方法 NPOに求められる力~

≫≫≫詳細はこちらから≪≪≪

 

開催趣旨

 2011年に発生した東日本大震災から11年が経過した今、被災各地ではハード面の復旧作業はほぼその工程を終えました。

 また、行政による「復興事業」もその計画期間の終了も間近となっており、国は「総仕上げの段階にある」としています。

 しかし、そこで暮らす被災者の状況は様々です。地域の経済は震災の影響を抜け出せず、人口減少にも歯止めがかからない状況にある中、2020年以降は新型コロナウイルスによる猛威も連なり、復興の過程を歩む被災地に定着し始めた暮らしや人々のつながりといった日常を一変させました。

自治体は急激な変化の波に対応するべく日々奔走している今があります。

 一方で私たちNPOをはじめとする市民も地域を元気にする力を培い、変化の波を乗り越えていく姿が求められています。

 これまで開催した「とうほくNPOフォーラム」においては「現在」にとらわれることなく「復興のその先を見据えて」という前提で「持続可能な地域の仕組みとは何か」「変化する社会にNPOはどう対応するのか」など、様々なテーマで議論を積みかさね「地域における多様な担い手が、主体性を持って地域の将来を考えること。地域に必要な事を形にするために目線を合わせて議論し協働する事が重要」というまとめを行いました。

 このまとめを受けて、今年度のフォーラムは「地域を元気にする方法 NPOに求められる力」というテーマを掲げました。

 被災地の復興が地域の日常に移行するこの時期に、NPOだけではなく、市民、企業、行政を含む地域の多様な担い手の連携・連動のカタチを議論し、具体的なアクションにつなげるための場として、本フォーラムを実施します。

 

開催日時:2023年2月28日(火)13:00~18:00

開催場所:仙台国際センター 展示棟 会議室  

〒980-0856 宮城県仙台市青葉区青葉山無番地

 ※新型コロナ感染拡大予防の観点からオンライン併用のハイブリッド開催といたします。

対 象 者  :東北各地で活動するNPO(市民団体)、行政、企業、社会福祉協議会、等々

募 集 数  :会場200名(定員になり次第締め切り)、 オンライン100名(先着順)

参 加 費  :2,000円(資料代)※現地参加、オンライン共通となります

お申込み:申し込みはこちらから

申込締切:224日(金)23:00までにお申込みください

■プログラム

12:00 開場

13:00 【オープニングセッション】

《テーマ》 地域の中で、NPOに期待する役割

   キーノートスピーチ 武隈 義一 氏 富山県黒部市市長

   調査報告 石田 祐 認定特定非営利活動法人 杜の伝言板ゆるる 代表理事

《コーディネーター》

   鹿野 順一 特定非営利活動法人 アットマークリアスNPOサポートセンター 代表理事

 

15:05 【分科会】

〇分科会A《テーマ》人材~地域の中で人材/人財は本当に不足しているのか?~

《登壇者》

三浦 亜美 氏 一般社団法人 まるオフィス 学び企画コーディネーター

半田 真仁 氏 特定非営利活動法人 チームふくしま 代表理事

《コーディネーター》

成宮 崇史 認定特定非営利活動法人 底上げ 理事(気仙沼まち大学運営協議会)

 

〇分科会B《テーマ》財政組織基盤~組織運営の課題を斬る!組織基盤と財源確保~

《登壇者》

岡本 翔馬 氏 認定特定非営利活動法人 桜ライン311代表理事

太齋 京子 氏 特定非営利活動法人 奏海の杜 代表理事

《コーディネーター》

木下 雄太 特定非営利活動法人 おおふなと市民活動センター 理事長

 

〇分科会C《テーマ》連携・協働~ひとりでがんばらないための連携・協働の力~

《登壇者》

松原 明 氏 協力世界代表。元・シーズ・市民活動を支える制度をつくる会

栗原 穂子 氏 特定非営利活動法人 ぼらんたす 理事

《コーディネーター》

髙田 篤 一般社団法人 東北圏地域づくりコンソーシアム 事務局長

 

17:15【クロージングセッション】

《登壇者》

吹田 博史 氏 武田薬品工業株式会社 グローバルコーポレートアフェアーズ

      グローバルCSR&パートナーシップストラテジー ジャパンCSRヘッド

田尻 佳史 認定特定非営利活動法人 日本NPOセンター 常務理事

 

18:00 閉会

主 催 者 NPOサポートリンク

(とうほくNPOフォーラムin仙台2022構成団体)

特定非営利活動法人 アットマークリアスNPOサポートセンター

特定非営利活動法人 おおふなと市民活動センター

特定非営利活動法人 陸前高田まちづくり協働センター

特定非営利活動法人 いわてNPOフォーラム21

特定非営利活動法人 いわて連携復興センター

一般社団法人 気仙沼まちづくり支援センター

特定非営利活動法人 ピースジャム(気仙沼まち大学運営協議会)

認定特定非営利活動法人 底上げ(気仙沼まち大学運営協議会)

特定非営利活動法人 いしのまきNPOセンター

一般社団法人 東北圏地域づくりコンソーシアム

特定非営利活動法人 せんだい・みやぎNPOセンター(多賀城市市民活動サポートセンター)

特定非営利活動法人 せんだい・みやぎNPOセンター

認定特定非営利活動法人 杜の伝言板ゆるる

一般社団法人 南相馬パブリックトラスト(南相馬市市民活動サポートセンター)

認定特定非営利活動法人 ふくしまNPOネットワークセンター

特定非営利活動法人 日本NPOセンター

 

(事務局)

特定非営利活動法人 アットマークリアスNPOサポートセンター

特定非営利活動法人 日本NPOセンター

 

後 援 :内閣府、復興庁、岩手県、宮城県、福島県、仙台市

 

※本フォーラムは、東北沿岸地域の中間支援組織が構成する「NPOサポートリンク」のネットワークに よる事業の一環として開催します。

ネットワーク事業は、「タケダ・いのちとくらし再生プログラム」の自主・連携事業の一環として、特定非営利活動法 人日本NPOセンターと特定非営利活動法人アットマークリアスNPOサポートセンターが実施しています。