トピックス
「誰かのために地域ができること」
~〈コミュニティフリッジ〉の取組みから、まちづくりを考える~ を開催します。
開催日時:令和6年3月9日(土)13時~
開催場所:気仙沼市市民福祉センター「やすらぎ」多目的ホール
(気仙沼市錦町1丁目2-1)
講師 :特定非営利活動法人Future Seeds
理事長 佐藤 昌幸 氏
突然ですが、
「コミュニティフリッジ」という言葉を聞いたことがありますか?
この取り組みは「コミュニティフリッジ」は、“公共冷蔵庫”と訳されます。
生活でご苦労しているひとり親や学生等に、食料等を無償で提供する取り組みです。
フードバンク活動や、地域食堂、子ども食堂等の取組みはさまざまな形で行われていますが、
そのほとんどが対面式で行われるものです。
中には、他の人と顔を合わせることが得意ではない方もいるかもしれません。
「コミュニティフリッジ」は、“他の人に合わずに支援を受けられる”ことにあります。
この取り組みは、岩手県滝沢市と八幡平市で展開されています。
多様な支援のカタチを実践する
「特定非営利活動法人Future Seeds」理事長の佐藤昌幸氏をお迎えしてお話を伺います。
お申込みは、気仙沼まちづくり支援センターまでお知らせください。
(フォーム・メール・電話からお申込みいただけます)
申込フォーム ↓ ↓ ↓
https://forms.gle/yykQps8GrmDZTJGs6
皆様のご来場をお待ちしております。
令和5年度「孤独・孤立対策活動基盤強化モデル調査」事業
「孤独・孤立」支援について考える勉強・交流会を開催いたします
■主催・企画実施〈(仮称)気仙地域孤独孤立対策ネットワーク〉
構成団体:一般社団法人気仙沼まちづくり支援センター(事務局)
特定非営利活動法人陸前高田まちづくり協働センター
特定非営利活動法人おおふなと市民活動センター
【目的】
生活様式の多様化、東日本大震災や新型コロナウイルスの影響などにより人と人とのつながりが希薄化し、インターネットの普及等による情報通信社会の進展、単身世帯や単身高齢世帯の増加が見込まれる中で、孤独・孤立の問題の深刻化が懸念されています。
2023年6月に成立した孤独・孤立対策推進法は、「孤独・孤立に悩む人を誰ひとり取り残さない社会」、「相互に支え合い、人と人との「つながり」が生まれる社会」を目指すことを目的としています。
講師【吉田 建治 氏プロフィール】
1979年奈良市生。立命館大学政策科学部卒。
大学在学中の1999年、奈良の古い街並みを保存するNPOと出会い、活動を通してNPOが主体となった地域づくりに興味を持つ。
2001年より社会福祉法人大阪ボランティア協会職員、2004年より日本NPOセンター職員。
NPO向けの情報化支援担当、市民セクター全国会議をはじめとする研修事業、児童館とNPOをつなぐ「子どものための児童館とNPOの協働事業」、NPO関連法税制改正、災害支援などを担当。NPOが多様なステイクホルダーと共に地域課題に取り組む機会作りを進めている。2017年より現職。
内閣官房孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム幹事
全国社会福祉協議会全国ボランティア・市民活動振興センター運営委員
東京ボランティア・市民活動センター運営委員
中央共同募金会「災害ボランティア・NPO活動サポート募金」運営委員
内閣府「災害ボランティア活動における多様な主体による連携・協働に関する検討会」委員(令和2年度)
リアス・アーク美術館で「ファイト新聞展」が開催(観覧無料)されています
2023年8月18日
気仙沼市にある公立の「リアス・アーク美術館」で現在開催されている企画展「あれから12年 ~再読~ ファイト新聞展」をご紹介いたします。
「ファイト新聞」とは、東日本大震災発災に開設されたとある避難所にいた子どもたちが作成した新聞の名称です。
避難所で生活する方々を元気づけるために、自分たち子どもが少しでも役に立てることはないかとの純粋な想いを新聞という形にしたものです。2011年の3月中頃に創刊され5月までの2ヶ月間、計50号が発行されました。
メディアにも大きく取り上げられ、また冊子化もされたことから、新聞の存在をご存じの方もいらっしゃるかもしれません。
今回の展示では、新聞の一部が時系列に展示されています。
子どもたちの想いと、それを取り巻く大人たちの思惑による影響が2ヶ月の間にどのような変化をもたらしたのかを伺い知ることができるものになっています。
「ファイト新聞」には、子どもたちの目に映し出された当時の支援や、メディアからの取り上げられ方が表現されています。その文面から今だからこそ受け取ることができることがあるように思えます。
東日本大震災から時を経たことで改めて、何のために「支援」を行い、被災地の何を「伝える」のか?あの時起きていたことを再考する機会としても重要な内容となっています。
NPOの皆さん、必見です。
会期は令和5年8月27日(日)まで(観覧無料)です。是非ご観覧痛さ来たいと思います。
こちらから詳細をご確認ください
↓
URL リアス・アーク美術館 (rias-ark.sakura.ne.jp)
※当ホームページの「リアス・アーク美術館」バナーからもご確認できます。
東日本大震災の痕跡
2023年4月4日
東日本大震災発災から12年が過ぎました。
海岸線には防潮堤が整備され、浸水した土地の多くはかさ上げすることで整備が進みました。沿岸部では、震災前を思い出すことのできる景色は少なくなりました。
津波の被害を実際に伺い知ることのできるものは限られています。
階上地区にある公的遺構の「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」。
(2013 年 11 月に復興庁が発表した方針、「震災遺構の保存に必要な初期費用について、1 市町村 1 カ所に限って復興交付金の支援対象とする(維持管理費は対象外)」を受け、気仙沼市では、旧気仙沼向洋高校校舎を震災遺構に決定したもの。)
伝承館近くのお伊勢浜海水浴場に残る地域伝承施設「旧杉の下防潮水門」。
(林野庁が施工するお伊勢浜海岸治山工事(防潮堤)に 合わせて,宮城県が新たに防潮堤部に樋管を設置し,被災した杉ノ下防潮水門は撤去する予定であった。 しかし、地域から地区内に点在する震災の爪痕の1つである杉ノ下防潮水門をそのまま存置し,震災遺構である旧気仙沼向洋高校と連携させることで,階上地区における震災伝承機能の強化を図りたいとの要望から保存が決定したもの。)
内ノ脇地区には、民間遺構の「命のらせん階段」があります。
遺構以外で、2023年3月現在で残存している震災の痕跡が残る、「松岩漁港」の様子を写真でご紹介いたします。
※ 「松岩漁港」は稼働している港湾施設です。訪問する際は、漁師さんたちの邪魔にならないように、くれぐれもお気を付けください。
全景 ↓
東日本大震災前の堤防(手前:T.P.3.12m)と、震災後に整備された堤防(奥:T.P.7.2m)↓
※T.P.とは、TokyoPeilの略で東京湾平均海面を±0とした標高の基準のこと。
津波で倒れたと思われる看板 ↓
陸閘と手動式防潮扉の接続部・レール跡 ↓
そこにあったはずの日常の景色は、思い出せない過去のものとなりました。
記憶は時と共に薄れ風景は変容しますが、積み重ねられてきた歴史文化があるということを喚起する痕跡と言えるかもしれません。
「とうほくNPOフォーラムin仙台2022」ご参加賜りありがとうございました。
2023年3月30日
2023年2月28日(火)実施の「とうほくNPOフォーラムin仙台2022」にご参加賜りましてありがとうございました。
開催報告につきまして以下からご覧いただけます。
是非ご参照ください。