気仙沼まちづくり支援センター

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「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」で世界津波の日特別イベントが開催されています

 2011年3月11日の東日本大震災で発生した大津波による被害。そのありさまを、ほぼ手付かずの状態で見ることができる気仙沼市の震災遺構【旧気仙沼向洋高校】は、2019年3月から「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館」として開館・公開(遺構観覧は有料)され、今後も起こり得る災害への教訓を今、 そして未来に向けて発信している施設のひとつです。
 現在、11月5日に制定されている世界津波の日に合わせ、2022年11月1日(火)~6日(日)まで、特別イベントが開催されています。
その中のひとつに、当センター代表理事が関わっている企画がありますのでご紹介いたします。

■パネル展示「東日本大震災における気仙沼市の仮設住宅」 ※観覧無料
・日時 11月1日(火)~6日(日)9:30~16:00
・場所 体験交流ホールB・エントランス
※11月3日(木・祝)にパネルの解説員を配置します。
(時間:10:00~12:00 13:00~14:30)

 津波で住居を失った方は、親戚縁者宅に身を寄せたり、避難生活をしていたり、民間賃貸住宅を見つけたり(※注)、被害を受けた自宅を修繕したりしながら避難生活を送りました。その中に、災害救助法で被災者の保護を目的として定められている「応急仮設住宅」の整備がありました。
 気仙沼市で整備された応急仮設住宅は93団地(グループホーム3団地含む)3,504戸でした。

 今回の企画では、応急仮設住宅で起きていたことの概要をパネルにまとめ展示しています。
避難生活の一部を知ることのできる機会となっておりますので、ぜひ足をお運びください。

 なお、期間中のイベント詳細につきましては、当HPリンク内「気仙沼市東日本大震災遺構・伝承館バナーよりご確認ください。

避難生活の様子につきましては、今後も継続して発信する予定です。

(※注):上記の民間賃貸住宅についても、2011年5月に、行政が借り上げる形にした仮設住宅(民間賃貸借上応急仮設住宅)としてみなされています(“みなし仮設”と呼ばれました)。