みなさんは、「まちづくり」という言葉から何を想像するでしょうか？

　道路整備、施設の建設、上下水道の整備、区画整理等の公共工事を思い起こすことが多いかもしれません。それらの計画に対して〈パブリックコメント（意見募集）〉で考えを述べることも「まちづくり」に関わる活動の一例です。
　だれでも安心して気持ちよく生活できるように、住む人それぞれが自発的におこなうことも「まちづくり」です。

　例えば、道端のごみを拾うことも何気ないまちづくり活動のひとつといえます。また、固有の自然・歴史文化を活かそうとすることもまちづくり活動です。

　行動の大小ではありません。

　どちらも住みよいまちにするために大事なことです。
　それぞれができることを可能な範囲でやってみることが、「まちづくり」の第一歩となる大切な要素なのです。

　“ひと”が集まり生活を営み、仕事を生み出す場所が“まち”とするならば、そこにいるひとりひとりが互いに考え協力し合い、だれもが暮らしやすい環境を整えていくことが「まちづくり」といえます。